なかなか「手づかみ食べ」から先に進まない子に悩んでおられませんか?
今回は、
・今回の「手づかみ食べ」の質問者さんからの結果報告(ものすごい成長!)
をお届けします。
子どもだけでなく、周りの大人も楽、幸せになれる関わり方です♪
こんなお悩みの方に見て欲しい!
手づかみ食べのお子さんだけでなく・・・・
・自主性を育みたい
・正しい方法を身につけさせたい
という方、ぜひご覧ください。
ご質問いただきました
「この子は発達が遅れているから仕方ない」と半分諦めたことも。。
幼稚園の入園時、面接で「お箸で食べますか?」という質問に「はい」と言えなかったことを引きずっています。
では具体策にお答えしてきます!
今回のお話は、こちらの動画↓でも詳しく解説しています♪セットでどうぞ!
手づかみ食べについての考察
まずはここを押さえておきたいです。
手掴みって悪いことじゃない!
手掴みのメリット
・手や指の力をコントロールする力も備わる
・子どもの脳の発達や成長のためにとっても大事!
2〜3歳くらいまで続ける子もいます。
発達年齢的にも特に心配するほどではない。(この子は1歳11ヶ月)
今まさに、成長しようとしているところです。
そうくる先生の考察
お母さんの期待がちょっと大きかったかもしれません。でも、お母さんからしたら当然ですよね!
ここで、大人と子どもの気持ちの差を考えてみましょう。
想像でもいいです。考えることで関わり方が見えてきます。
・他の子はスプーンで食べている、うちの子も。
・手で食べた方が美味しく食べられる
お母さんの我が子への期待、めちゃくちゃわかります!
スプーンや箸を使って食べてほしいですよね。わかりますよ。
他の子ができていて、我が子ができないと不安になりますよね。
でも、今回は、お母さんの想いと、子どもの想いに差があったかもしれません。
大事なことは、子どもが「スプーンで」食べたいか
「やりたい」「できるようになりたい」と思えないことを強制されるのって大人でも苦痛ですよね。
子どもは、よ〜く大人のことを見ています。
それは、お母さんやお父さんのことが大好きだから。
正しい環境を整えることで、順番に「やりたい」「できるようになりたい」と思ってくれます。
信じて祈って待ってあげましょう!
【3つの具体策】3歳になっても手づかみ食べがやめられません
お家でできる3つの環境整備です。
具体策①スプーンをテーブルに置いておく
置くだけ!飾りです。
自然と使いたくなったときのために置いておく。それだけです。
ポイントは、決して無理に使わせないことです。
具体策②楽しく食べる
・手づかみにがっかりしない
ご飯は楽しく、美味しく食べるもの、作法は二の次。
高級フレンチ店ではないので。
・子どもがイライラする
・心に響く声かけを知りたい
・前向きに取り組ませたい
・忙しくてつい子どもに当たってしまう
などなど、お悩みの方の心が楽になるような配信をしております。
具体策③モデリング(メインです)
手づかみ食べのメインの関わり方ですが、具体策①と②があってこその③です。
モデリングとは、
「大人が自らがやってほしい動きをやってみせる」
という、関わりです。
そして、さらに、その大人の動きをもう一人が
・褒める
・喜ぶ
ことで効果がかなり高まります。
モデリングの流れ
2:その大人の行動をもう一人の大人が価値づけする
3:子どもは客観的に大人の行動を見る
4:子ども「なんだか良さそうだな。やってみようかな♪」
※パパ・ママで出来なくても、「先生同士」、「ママとお姉ちゃん」など、応用はいくらでも可能です。
誰でも実践可能!モデリングのポイント
大人がやることは上記の1と2です。
今回で言うと・・・
母「パパ、スプーンでカレー食べてる!あ、手がきれいだね!いいなーママ嬉しいな」
❶手が汚れない 食べやすい
↑「スプーンって便利なんだ!」
❷周りの人も嬉しい
↑「人のためになれるんだ!」
❶と❷を感じさせるために大袈裟に伝えてあげてくださいね♪
結果、子どもは「なんだか良さそうだな。やってみようかな♪」という前向きな気持ちになっていきます。
オーディブル版の【子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」】はコチラ
他の場面でも使えます!
3つの具体策を駆使すれば、手づかみ食べだけでなく他の場面でも使えます。
・図書館で静かにしてほしいとき
・姿勢良く座ってほしいとき
などなど、ぜひいろんな場面で関わってあげてください♪
結果報告いただきました
質問者さんに結果報告をいただきました。
次女が手づかみをしていると、「〇〇ちゃん、スプーンよ?」と次女に注意するようになりました(笑)
そして、本日、自らお箸を使いたいって!
こんな嬉しい事はありません!!
相談に乗っていただき、ありがとうございました! これからも前を向いていきます!
この報告をいただいた時、本当に感動しました。
なんと今は箸を使っているそうです!
大切なことは良い環境
良い環境を整えてあげることで子どもは自然と成長していきます。
それを諦めずに続けることができたことで結果が出ましたね。
お母さんもお父さんもありがとうございました。
すばらしいですね♪
まとめ
今回のお話は、こちらの動画↓でも詳しく解説しています♪セットでどうぞ!
今回のポイント
我が子はかわいいですよね!
我が子だから、無意識に期待が膨らむことはよくあります。
お母さんの期待に応えてくれないと、親としても辛くなりますよね。
でも、実はそれは子どもにとっても辛くなってしまうことに。
悪循環になってしまいます。
期待は愛情からなので、なかなか抑えるのは難しいと思います。
それでも、「子どもが何を求めているのか?」
是非子どもの立場になって考えてあげてください。
そして、焦らずに「信じて祈って待つ」です。
どんな子でも、お母さんやお父さんのことが大好きなことを忘れずに!
モデリングの効果も大きかった
知っていないとできないですよね。
でも、やってみると特段難しいこともない。
そして、いろんな場面に応用できます。
知っていれば効果が抜群でも、知らないから困ることがあります。
今後も、このようなちょっとした工夫をお伝えしてきます♪
最後までご覧いただきありがとうございました。
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・動画で詳しくわかりやすく
・片手間で耳からキャッチ
・場面ごとに解説
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