子どものやる気アップ

勉強、習い事、スポーツなどなど、やる気に波のある子に対して、

・やればできるのに

・この力を他の場面でも活かせば良いのに

と感じることはないでしょうか?

 

今回は、

・やったりやらなかったりの状態の波を穏やかにし
・『子どもの本来の力』を持続させる

関わり方をお伝えします。

 

「もっと力を出してほしい」とお悩みの方、ぜひ最後までご覧ください。

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勉強でもスポーツでも、やる気は環境次第

努力する子ども

『集中できない子』を例に考えてみます。

 

どんな方法でやる気を引き出していますか?

こんな方法では毎回力は出ません。

精神に訴えかける

「やればできるのに」という言葉をよく耳にします。

やればできるかもしれませんが、現状本人は「やろう」と思えないからやらないのです。

言ったところで「じゃあやるか」とはなりません。

 

「絶対できる!」「頑張れ!」など、なんとか勢いで乗せる方法も考えは同じですね。

できない理由は根本的に解決していません。

 

集中できる環境を整える

例えばこのような手立てがあります。

・気になるものを置かない
・やる順番がわかる表を用意
・良い椅子を提供
・手取り足取り個別で支援

これらは全て大事な手立てです。

普段よりは落ち着くかもしれません。

 

見落としがちなこと

ただ、一つ見落としがちなことがあります。

それは、子どもが「なぜ集中してできないのか?」という根本的な原因を考えていないことです。

 

・精神に訴えかければ、どの子も前向きに取り組めるのでしょうか?

・子どもの数が少ない特別支援学級では、どのクラスの子も落ち着いているのでしょうか?

 

『集中できない子』を例にしましたが、もちろん別の表れでもそうです。

・前向きに取り組めない

・すぐに諦めてしまう

・イライラしやすい

どの子も根本的な解決がされない限り、力は発揮できません。

 

頑張る時もある

それでも大好きな授業だったら、

・少しくらい周りが騒がしくても

・周りに邪魔なものがあっても

頑張って取り組むと思います。

 

その瞬間は子どもの力が発揮されている状態です。

別に椅子が古くても硬くても喜んでやります。

机が無かったってへっちゃらかもしれません。

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子どものやる気を安定して引き出す!【本気で解決したい方向け】

やる気いっぱいの子ども

具体的に説明していきます。

ポイントは『追加する』より『減らす』こと

非常にシンプルな考え方です。

 

先ほどの精神に訴えかけたり、環境を整えたりするような関わりは、力が出せない子に何か関わりを追加する方法です。

それよりももっと重要な関わりがあります。

 

この表をご覧ください。

子どものやる気のバロメーター

↑これは『子どものやる気のバロメーター』です。

青の曲線が、やる気があったりなかったりを日々繰り返す波がはげしい子

赤の曲線が、安定してやる気がある子です。

この青い曲線の現実を、いかにして赤い曲線である理想に近づけるかがポイントです。

 

次に下の図をご覧ください。

 

子どものやる気のバロメーター

子どもにしてあげたいことは、この低い波の部分を無くしてあげることです。

 

やる気が低くなるのは必ず理由があります。

何かしらの困り感があります。

その理由(困り感)を減らしてあげることで、自然と高い波を維持し続けることができます。

それが、その子の本来の力が発揮し続けている状態です。

なぜやる気が出ないのかを見極める

なぜ子どもはやる気が発揮できないのでしょうか?

「元々集中力が低い子だから」で片付けてはいないでしょうか?

 

子どもはいつだって頑張りたいと思っています。

それでも、

・突然やる気が無くなる

・やる気が出るのはいつも特定の取り組み

と言ったことが見られるのは必ず理由があります。

 

やる気スイッチを安定してオン!具体的な関わり方

こう言った流れで低い波を無くしていきます。

①子どもの『困り感』を知る
②困り感を減らしてあげる
③できたことを価値付ける

一つずつ解説していきます。

この関わり方が日々続けられれば、子どもは大きく変わっていきます。

 

①子どもの『困り感』を知る

波が低いのにも必ず理由(困り感)があります。

その理由を知る方法として一番簡単で確実なのは、その子から直接思いを聞くことです。

これが意外とできていないことが多いです。

 

ただし、どの子も素直に自分の気持ちを伝えてくれるわけではありません。

そのためには子どもとの信頼関係を高める必要があります。

 

信頼関係を高めるには、普段から子どもの思いに寄り添うことが大切です。

具体的にはこうです。

最後まで思いを聞く
途中で話を遮らないようにします。
「うんうん」「それは大変だったね」「それでどうなったの?」と興味を持って聞く。
子どもが「もっとこの人に話したい」と思えるようになって欲しいですね。
気持ちを受け入れる
「やりたくない」「話しかけないで」と言った否定的な気持ちであっても受け入れる。
喜ぶ
自分の思いを伝えてくれたときはしっかりと喜んであげると良いです。
・「よく言ってくれたね」
・「気持ちが知りたかったんだよ」
・「これであなたに協力できるよ」

信頼関係が高まることで、子どもは自分の思いを素直に言えるようになります。

 

②困り感を減らしてあげる

例えば、集中できない理由が

・「やる量が多い」のであれば

減らしてあげる

「いつまでやれば良いのか分からない」のであれば

→分かりやすくする

とピンポイントで解決してあげるのが効果的です。

 

あくまでも目的は取り組んでみた結果、

・「できた」と感じる
・スッキリとした気持ちで終わる

と言った経験を積むことです。

 

そして、「できた」の経験を積むことで、「もっとやってみよう」になります。

その先に沢山の時間取り組めるようになったり、難問でも挑戦したい気持ちが芽生えるようになったりします。

 

困り感は取り組みそのものだけではない

何か別のことが引っかかって間接的にやる気を無くしている場合もあります。

例えば、

・「友達と喧嘩してモヤモヤしている」のであれば

思いを聞く・解決してあげる

と言ったような関わり方になります。

 

家で調子が悪いのであれば、学校で何かがあったかもしれません。

その逆で、学校で調子が悪いのであれば、家や習い事で何かがあったのかもしれません。

③できたことを価値付ける

子どもが頑張って取り組めたことに対してどう関わるかで、この先の子どものパフォーマンスは大きく変わってきます。

・できて当たり前と思っていないでしょうか?

・「頑張ったね」と一言でサラッと終わらせていないでしょうか?

 

子どもの価値観で考えてあげると良いです。

大人からしたら「やって当然」でも、その子の中では「よく頑張った」ということはよくあります。

・「こんなに頑張るなんて嬉しいな」

・「見ていて気分がいいよ」

と、子どもには、「自分の行動が相手に良い影響を与えている」と感じさせてあげると良いです。

そうすることで子どもは、やった価値を強く感じるようになります。

まとめ

笑顔の子どもた達

・子どものやる気に波があるのは理由(困り感)がある。
・普段から子どもに寄り添って信頼関係を高める。
・理由(困り感)を一つずつ減らしていく。
・できたことをしっかりと価値付ける。

いつも子どもは頑張りたいと思っています。

『やる気が無くなる理由』を無くしてあげて、「できた」が増えて、その結果他の取り組みにも意欲的に取り組めるようになって欲しいですね♪

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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