自己肯定感の高い子ども

子どもの自己肯定感が低いという言葉をよく耳にすることはないでしょうか?

今回は、

・子どもの自己肯定感が高まると、子どもはどう育つか?
・自己肯定感を高める具体的な方法

についてお届けします。

子どもの自己肯定感を高めたいけど、具体的にどうすれば良いかと悩まれている方は、ぜひ最後までご覧ください。

家庭でも学校でもどこでもできる関わり方です。

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自己肯定感の低い人と高い人の特徴

自己肯定感とは、簡単に言うと「自分に自信を持っている」と言うことです。

ここで言う自信というのは文字通り、

「自分を信じる」
「どんな自分でも受け入れている」

という意味の自信です。

 

自己肯定感は、『自信家の自信』とは別物

同じ自信でも「なんでも上手くできる」と思い込むような、いわゆる自信家の自信とは別物です。

 

新しいことを挑戦するときに多くの人は「うまくいくのだろうか?」と不安がよぎります。

それは当然のことですが、このとき自己肯定感が低い人は物事を始める前から自分を否定してしまいます。

「失敗したらどうしよう」
「自分にはできるはずがない」

と、自分で自分のことを否定してしまうので、実力の半分も発揮できないようなことが起こり、成果を上げられません。

 

自己肯定感が高い人

反対に自己肯定感が高い人は「もしダメでもなんとかなる」と思えます。

「やってみよう!上手くいくかもしれない」
「上手くいかなくてもまた挑戦すればいい」

ポジティブなイメージを持つことで100%かそれ以上のパフォーマンスを発揮できるのです。

そして、もしも失敗しても、「こういうこともある」と、できない自分を受け入れることができます。

私はこの本で自己肯定感を学びました
テストの点で測れない「非認知能力」=「考える力」「やり抜く力」「折れない心」の土台は、親が子どもの話を聞くことから作られる! 時代が変わっても、子どもの脳を傷つけないで「あと伸びする子」に育てるためのノウハウを、著者が接してきた実例とともに紹介しています。子どもへの接し方に悩むすべての大人必携の書。

よくある『自己肯定感が低い子』の悪い流れ

自己肯定感が低い子が、さらに低くなっていく流れです。

「失敗したらどうしよう。やりたくないな」
大人「みんなもやっているからやろう」
 「仕方ないからやるか」
「やっぱりダメだった。初めからやらなければよかった」
  →自己肯定感がさらに低くなる
④次に同じような状況になると、さらにやりたくなくなる

これではなかなか自己肯定感は高まりません。

 

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子どもの自己肯定感を高める!低い子へはこう関わる【コツ】

それは、

「自分でできた」
「頑張って取り組めた」

と子どもに感じさせることです。

 

「できた」「頑張った」がなぜ自己肯定感を育むのか?

自己肯定感は、達成感を持つことによって育まれていきます。

「やった!」「できた!」という体験をすることで、少しずつ自己肯定感が蓄積されます。

やらされるのではなく、前向きに自分でやろうと思ってできた経験が大切です。

 

また、「できた」「できなかった」と言った結果だけでなく、過程の部分で「頑張って取り組めた」を感じられることで自己肯定感は高まります。

そこで必要な大人の関わりは、頑張って取り組んだ子どもに対して価値づけることです。

 

具体的な自己肯定感の高め方

このような流れで関わると良いです。

①まずは子どもの気持ちを受け入れる
②子どもが「やってみよう」と思える働きかけをする
③子どもの頑張りを認める
④結果、子どもが「次も頑張ってみよう」と思える

具体的に説明していきます。

 

①まずは子どもの気持ちを受け入れる

無理にやらせて子どもが失敗しても、自己肯定感は低くなるばかりです。

まずは、

・やりたい気持ちも

・やりたくない気持ちも

尊重して受け入れる関わりが大切です。

 

親や教師からすると、子どものやりたくない気持ちを受け入れることは勇気のいることかもしれません。

その分、他の子よりも取り組みが減ってしまったり、予定通りにことが進まなかったりすることを心配するでしょう。

 

ただ先ほどもお伝えしたように、悪い流れになってしまっては、それこそ子どもの取り組みが遅くなってしまいます。

 

逆に気持ちを受け入れると、このような良い流れになります。

良い流れ
1:子どもが大人を信頼する
2:自分の気持ちを大人に伝えることができる
3:大人は子どものやりたくない理由(困り感)を知ることができる
4:大人は困り感に合わせた働きかけができる
  →これが次の②に活きてきます

②子どもが「やってみよう」と思える働きかけをする

そのためにはスモールステップで取り組むようにするといいです。

スモールステップとは、ある大きな目標に対して一段一段ステップを上り近づいて行くことです

 

なぜスモールステップなのか?

子どものメリット
・高い目標でない分、やる気が出る
・「できた」の積み重ねで次も「やってみよう」と思える
たとえ出来なかったとしても、頑張ろうとしたことを価値づけてください
大人のメリット
・高い目標を求めなくていい→高い期待をしなくていい
・子どもが「できた」で終われるので、肯定的な言葉で伝えられる
・結果、ストレスが溜まらない

 

『片付け』をスモールステップで取り組むとします

その時の働きかけは例えば、

「ママも手伝ってあげるよ。これだけでも自分で片付けてくれると嬉しいな」

というように、子どもが「これくらいならやってみるか」と思えるくらいまでレベルを下げてあげます。

 

大人からすると「自分で散らかしたんだから全て自分でやるのが当然」と思うかもしれません。

しかし、結局大人に叱られたり残念がられたりすると、自己肯定感は高まるどころか下がるだけです。

 

まずは大人が手伝ってでも、「やってみよう」と思えるようにしてあげることが次に繋がります。

 

・ドッジボールが嫌いなら、外野にする
・漢字を書くのが嫌いなら、なぞり書きにする

など、そのときに合う働きかけをしてあげてください。

 

そのためには、その子の「何がやりたくないのか?」という思いをハッキリと知る必要があります。

ですので、先ほどの①のような関わりを行い、普段から信頼関係を高め、その子の本当の気持ちを知ることが大切となっていきます。

コツは、子どもが「これならやってみよう」と思える課題を設定してあげることです

 

押さえておきたいことは、大人の目標が決して子どもの目標では無いということです。

大人が満足するために子どもが頑張るのではありません。

ただし、スモールステップで「できた」と感じさせることで、その積み重ねがいずれ大人の目標に近づいていきます。

 

スモールステップについて、詳しくはコチラ↓

 

スモールステップの方法を取り入れた具体的な関わりについて、下記の動画でも解説しております!

 

③子どもの頑張りを認める

・できたこと

・頑張ろうとしたこと

をしっかりと価値づけてあげてください。

 

その時のポイントは

・具体的に何を頑張れたか
・大人がどう感じたか

を伝えてあげるといいです。

 

例えばこのように。

【具体的に】一人でこれだけの量を片付けられたの?
【どう感じたか】お部屋が綺麗になってママまで気持ちが良いよ♪
【具体的に】何度も逆上がりの練習頑張ったね!昨日より足が高く上がっていたよ。
【どう感じたか】頑張っている姿を見て、先生まで嬉しくなったよ♪
多少オーバーなくらいしっかりと伝える方が子どもに伝わりやすいです。
簡単に「できたね」「頑張ったね」くらいの言葉では、サラッと流れていきます。

 

褒め方についてはコチラが参考になります↓

 

高学年くらいになると、オーバーに伝えていても「またそんなこと言って」と真に受けない子もいます。

しかし、そこは伝え方次第。

いつもの話し方のノリではなく、少し雰囲気を変えて気持ちを込めて伝えることで「本当に思って言っているんだ」と感じるようになります。

 

④結果、子どもが「次も頑張ってみよう」と思える

①〜③までの関わりを続けることで、子どもは自然と自己肯定感が高くなり、

・「失敗したけど大丈夫」

・「次も頑張ってみよう」

と思えるようになります。

 

まとめ

自己肯定感を高めるには、

①子どもの気持ちを受け入れる
②子どもが「やってみよう」と思える働きかけをする
③頑張りを認める

ことです。

 

あくまでもその取り組みに対して、子どもが「できた」「できなかったけど頑張れた」と感じるかどうかです。

丁寧に大人が働きかけることで、結果、大人が願う段階まで成長してくれるようになりますよ♪

スモールステップの方法を取り入れて自己肯定感を高める関わりについて、下記の動画でも解説しております!

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最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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