せっかく大事な話をしたいのに、そんな時でも子どもが
・ヘラヘラ
・聞いているのか聞いていないのか分からない
っていうことはないでしょうか?
聞いていたように見えて、全然伝わっていないということはないでしょうか?
私も今まで何度も
・「今は聞く時でしょう!」
・「何を喋っているんだ!」
とイライラして伝えることがありました。
今回は
・大事なお願いをしたいとき
・気持ちを分かって欲しいとき
など、「今はしっかり聞いてほしい」という時に、子どもが真剣に聞く方法をお伝えしたいと思います。
家でも学校でも園でも使えます。
ぜひお試しください。
目次(タップでジャンプ)
話を聞かない子どもが真剣に聞くコツ【もうイライラしない】
簡単2ステップです。
①子どもが相手の話を聞ける状態の時に話す
・子どもが落ち着いている
・周りが騒がしくない
・できれば二人きり
・学校など複数を相手の時は全員が聞く姿勢
②いつもと違う雰囲気を作る
・真剣な表情で
・「今から大事な話があるから聞いてくれるかな」
・とにかく「いつもと何か違うぞ」と感じさせる
子どもが真剣に聞こうと思うためのポイント
ポイントは3つです。
ポイント①普段からの関係づくり
子どもは環境で変わります。
先ほどの『話しかけ方』と言ったテクニックも大切です。
しかし、普段からの親子(教師と子ども)の関係を築くことを重視してください。
「この人の話を聞こう」と思う気持ちを育むことができます。
そのためには、信頼関係を高めることが大切です。
普段から、
・子どもの思いは聞かない
・大人の意見は押し付ける
という様なことにはなっていませんか?
というより、子どもがそう感じていないでしょうか?
ここは重要なポイントです。
今回のお話の主役は子どもです。
「真剣に聞こう」と意思決定をするのは子どもです。
「なかなか話を聞いてくれない」と感じられている方、今一度子ども目線に立って考えてみてください。
このような関係では、子どもが「僕の話も聞いて欲しいのに」と感じている可能性が高いです。
「よし、聞こう」とはなかなか思えません。
気持ちに寄り添って話を聞くコツはこちら↓
ポイント② 圧力で何とかしない
「聞きなさい!」と怒ったように伝えて聞かせる方法もあります。
しかし、これでは「怖いから聞く」だけです。
怒られたくないから仕方なく聞く状態です。
上辺だけで聞いていても、なかなか心には届きません。
ポイントは、その場の雰囲気を変えることです。
・「これは大事な話だ」
・「しっかり聞くべき内容だ」
と、子どもが聞く態度になったら、子どもの心にスッと入ります。
ポイント③ 乱用はしないこと
この方法はいざというときに使うと効果が大きいです。
毎回同じような雰囲気で話していると、それが当たり前になってしまいます。
メリハリを意識すると良いです。
また、せっかく子どもが真剣に聞こうとしているのに、それが無茶なことだったら次から聞きたくなくってしまいます。ご注意を。
まとめ
↑真剣に聞かせるコツは、こちらのYouTube動画でも解説しています♪
・「いつもと何か違うぞ」と感じさせる
・怒って聞かせるよりも効果大
大人も子どもも気持ちよく話ができますよ。ぜひお試しください♪
本書では、コーチングの技術を応用して、子どもの内なる能力を引き出し、子どもが自分で考え、答えを出せる子育て法が紹介されています。
『子どもとの関わり方』がとても分かりやすく書かれていて参考になります。 この本を読んでから、私のクラスの子は見違えるように落ち着きました。 どの保護者、先生方にも読んでいただきたいです。