キレたりイライラしたりする子どもに悩んでませんか?
子どもがイライラして、それを見て周りもイライラ。
怒ってはいけないと思いつつも怒ってしまって、さらに子どもがイライラ。
誰にとっても辛いですよね。
以前の私がまさにその状態でした。
そこで今回は、
・どのように関わればイライラが収まるか
をお届けします。
やめるだけでも子どもは今よりも落ち着くことでしょう。
結果的にあなたも落ち着けるはずです♪
ぜひ最後までご覧ください。
目次(タップでジャンプ)
キレる・イライラする子への対策あり!この7つをやめるだけ
まず初めに押さえておきたい2つのこと
必ず、イライラするには理由があります。
それでもイライラしてできないのであれば、その『イライラの原因である困り感』を解消してあげることが必要です。
それでは、子どものイライラを誘発しがちな大人の7つの関わりをお届けします。
やめるべき関わり①やりたくないことを無理にやらせる
大人の「◯◯すべき」という価値観で、無理にやらせてないでしょうか?
「やりなさい」「やりたくない」の関わりは当然イライラを招きます。
「やりたくない」と言えない子でも、当然のようにやらされることにストレスを抱えている子はたくさん居ます。
やりたくないことは「やらなくて良いよ」と伝えるのが効果的です。
やりたくない気持ちを受け入れることで、子どもは大人を信頼します。
信頼関係が高まれば、なぜやりたくないかも話せる日が来ます。
※無理にやらせようとするとやりたくない本当の理由も言えなくなります。
やりたくない理由がわかれば、それを解消してあげると良いです。
子どもはいつも頑張れるなら頑張りたいと思っています。
本人が「それならやってみるか」と思えるようになれば、自然と自ら「やる」と判断するようになります。
詳しい関わり方はこちら↓
やめるべき関わり②話を聞かない
普段から子どもの話を聞いているでしょうか?
・大人の意見ばかり伝えてませんか?
・子どもの意見を否定していませんか?
まずはしっかり受け入れることが大切です。
子どもは子どもなりに様々な経験をし様々な思いを抱えています。
例えば、
・好きなアニメの話を聞いてほしいな
・宿題が多くて嫌だな
・僕の気持ちわかって欲しいな
などなど、年齢によってもその子によっても思いは様々です。
そして、その気持ちを聞いてほしいと思っています。
大人からしたら、特に聞きたくないこともあるでしょう。
しかし、普段から話を「うんうん」と聞いてあげることでこんなメリットがあります。
・自分の思いを聞いてもらえることで安心感が生まれる。
辛い気持ちは同調してもらうだけでも、イライラの軽減に繋がります。
そして、この関わりを続けているとこんな好循環が生まれます
2:自分の困り感を口にするようになり
3:大人ができるだけサポート
4:困り感が減り、日々のストレスが大きく減る
これが話を聞く一番のメリットです。
普段から「何か困っていない?」と声かけするのも有効ですよ。
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やめるべき関わり③ストレスを溜めたままにする
子どもの困り感がいくつも解決されないまま溜まっている状態です。
このような子は結構います。
ちょっとしたことですぐイライラする子に対して、
「そんな怒ることでないでしょ」
と周りが感じる時はこの状態の場合が多いです。
すぐにイライラする子の心の中
こういった子の心の中は、このような状態です。
イライラが積もりに積もっています。
受け止められるギリギリの状態なので、ちょっとしたことでも爆発してしまいます。
逆に言えば、何かをミスしてイライラしたとしても、それだけが原因ではないということです。
すぐにイライラする子への対応方法
聞くだけでかなり落ち着くことがあります。
もしもモヤモヤが溜まってそうだと思えば、「さっき友達にキツい言い方されたけど大丈夫?」と大人から声をかけてあげましょう。
一見蒸し返してしまうように思えますが、蒸し返してでもその子のモヤモヤを解決してあげたほうが、器に余裕ができて良いです。
なぜなら、そのままにしておいたところで、根本的には何も解決されないからです。
表情は普通でも大抵の子は何かしらため込んでいます。
特にイライラしやすい子は定期的にガス抜きをしてあげると良いです。
余裕があれば何か辛いことがあっても、ある程度は受け止められるので、すぐにイライラしなくなります。
このような状態です。
その子のことを普段から考えたり話を聞いたりすることで、今どのくらいの状態なのかが分かるようになりますよ♪
詳しい関わり方はこちら↓
やめるべき関わり④愛情を注がない
愛情を注がれていない状態です。
というより、親や先生からの愛情が感じられないという方が正しいです。
原因としては、家・学校など様々な場面でその子が
・キツく叱られる
・放置される
・思いを分かってもらえない
などが挙げられます。
例え大人が子どものために、
・時間をかけても
・物を買い与えても
その子が愛情を感じていなければ意味がありません。
その子が、
・何が辛いのか?
を考えて関わる必要があります。
やめるべき関わり⑤同じミスを何度もさせる
辛いことをサポートもなくやり続けないといけない状況です。
同じミスをするたびにイライラは募りますし、その取り組み自体も嫌いになってしまいます。
そうなると、また次も同じような取り組みをするときに、やる前からイライラしてしまうはずです。
「数をやればいずれできるようになる」と考える方もいますが、実際にイライラを止めたいのであれば、子ども目線に立って考える必要があります。
もしも、また同じミスをするだろうと予測できるのであれば、
・ほとんど手伝ってでも「できた」で終わらせてあげる
ことが大切です。
やめるべき関わり⑥起こりそうな失敗を伝えない
予想できていない分、ショックが大きすぎる状態です。
事前に「失敗するかもしれない」と予測させることでショックが和らぎます。
「やる前から失敗のことなんて考えさせたくない」と思うかもしれません。
しかし、ショックを受けてイライラするくらいなら、落ち着いて最後まで取り組む方がその子にとって良い経験だと思います。
詳しい関わり方はこちら↓
やめるべき関わり⑦辛い気持ちに気づこうとしない
子どもは、自分の気持ちを普通に相手に伝えても分かってもらない時、イライラした態度で自分の気持ちを示すことがあります。
例えば、
普通に伝える→「やりたくないよ」
イライラで伝える→「やりたくないって言ってるだろ!」
他にも、
普通に伝える→「しつこく言わないで」
イライラで伝える→「うるせーんだよ!」
と言った具合です。
対応方法としては、
・落ち着いて気持ちが伝えられた時はしっかりと価値付ける
ことが大切です。
まとめ
7つの関わり方についておさらいします。
②話を聞いてもらえない
③様々なストレスが溜まっている
④心が満たされていない
⑤同じミスを何度もする
⑥失敗を予想できていない
⑦イライラしないと周りが気づいてくれない
大切なことは、『子どもがどう感じるか』です。
子ども目線に立って考えることで対応方法が見えてきますよ♪
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最後までご覧いただきありがとうございました。