あなたは、大切な我が子、児童生徒のために「日頃からどう関わればいいか?」と悩まれていないでしょうか?
私は小学校や特別支援学校でたくさんの子どもを相手にしましたが、
・「今の関わり方では良くない気がする」
・「でもどうすればいいか分からない」
・「明日の準備で精一杯で考える余裕もない」
と、常に悩んでいました。
本記事では、
・このサイト『オヤコでエガオ』を立ち上げた理由
・現代の教育に絶対外せない大切なこと
について書かせていただきます。
今回は、具体的な関わり方についてのお話ではありませんが、このサイトに興味をお持ちの方に、ぜひ私の考えを知ってもらおうと思い書かせていただきました。
そして、目の前の子どもに対して、
・「何をどうすればいいか分からない」
・「今の状態をどうにかしたい」
と、子どもの関わりにお悩みの方にもぜひ最後まで読んでいただきたいです。
あなたの周りの子どもを変える大きな一歩になるかもしれません。
・動画で詳しくわかりやすく
・片手間で耳からキャッチ
・場面ごとに解説
などなど、お悩みの方の心が楽になるような配信をしております。
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目次(タップでジャンプ)
これまでの経歴
私は、小学校、特別支援学校にて、『通常学級、知的学級、自閉症情緒学級、通級指導教室』を担当させていただきました。
その中で、教員の先輩からアドバイスをいただくことがありました。
たった数分のアドバイスでしたが、それを実行したことで子どもが変わりました。
その時に私が感じたことは、
・「関わり方が上手い・下手ではない」
・「知っているか知らないかが重要」
だということです。
そして、子どもが変わると自分の意識が変わりました。
「他にも有効な子どもへの関わりはないだろうか?」
と、前向きにどんどん情報を取り入れる様になりました。
今までの現場での経験に加え、心理学や脳科学など、学校での研修では学べないことを取り入れてきました。
情報を取り入れるたびに、すぐに学級で実践。
・「こういう関わりが子どもには通用するな」
・「これは逆効果だな」
と、日々子どもと関わることで『どの子にも通用する効果的な関わり方』が理解できるようになってきました。
現代の学校教育に絶対外せない大切なこと
まずは、私たち大人が『どのような子に育てたいか』を改めて考えるべきです。
どのような子どもに育ってほしいですか?
あなたは目の前の子どもに対して、どのように育って欲しいですか?
少し間を開けますので、数秒でも良いので考えてみてください。
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そのためには、どのような力をつけたいと考えますか?
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・コミュニケーション能力
・主体性
・最後までやり抜く力
等、様々な力が思い当たると思います。
小学校の子どもを持つ親を対象にしたある調査結果では、
2位:集中力、忍耐力
3位:創造力、チャレンジ力
という順位でした。
ではここでもう一つ質問です。
そういった力を育むための『子どもとの関わり方を学べる場面』はどこにあるでしょうか?
自信持って「ここなら学べる」と言える人がどれくらいいるでしょうか?
子どもとの関わり方について学ぶ機会が少な過ぎる
学校現場では、今も昔も学力をつけることを主に考えています。
学力はもちろん重要です。
大切なことは、その力をつけるための方法ですが、まだまだ教師主体の教え込むやり方が主流です。
最近は、「主体性を育む」といった言葉を現場でも使うようになりました。
しかし、それでも子どもへの関わり方に変化はありません。
学校では教員が、『授業や行事の準備』、『トラブル対応』に追われながらも、なんとか時間を捻出して校内や出張先での研修等で様々なことを学びます。
しかし学校や研修先で、子どもとの関わり方について学ぶことはほぼありません。
子どもを相手にしている教師が、体系的に『子どもへの関わり方』について学ばれていないのです。
逆に言えば、大人が本質的な関わり方を知ることで子どもはまだまだ成長できます。
そのような関わり方を発信したいと思い、このサイトを立ち上げました。
学校現場で働き始めて驚いたこと
私が学校現場で働き始めて驚いたことは、人を動かす職業にも関わらず、それぞれの教師の考え方一つで子どもと日々関わっていることです。
学校で、心理学や脳科学といった科学的な根拠を元にして考える機会もありません。
まず、学校自体にそういった考えを取り入れようという考えがありません。
教師は余裕のない日々の中で何とか時間を捻出して、自発的に学習するしかありません。
どういった内容が学校現場に有効なのかも分からず、個人的に知識を取り入れているのが現状です。
あとは、教師間の会話や今まで培ってきた経験を元に子どもと向き合うのです。
私たち大人はどうすればいいか?
子どものために『大人が何をすればいいか』について考えました。
『子どもへの関わり方』について学ぶ機会をつくる
教育者だけでなく、親、学童クラブのスタッフ、他にも子どもに深く関わる全員が、『子どもへの関わり方』について学ぶべきだと感じます。
かなりの割合で、以下のような関わりや考えが未だになされています。
子どもが思うように行動しないと、
・罰を与える
・「元々こう言う子だから」と子どもの責任にする
今もどの職場・家庭にもあります。
実際に数年前の私もそうでした。
私たち大人に必要なことは、子どもへの正しい関わり方を知る機会をつくることです。
決して、教育者や保護者を非難しているわけではありません。
私は、長年共に働いてきたどの先生方も、保護者も、日々子どものために時間と労力をかけてこられたことを目の前で見続けてきました。
どの教師も保護者も子どもに対してどのような時も本当に真剣で、尊敬の念しかありません。
問題なのは、『本質的な子どもへの関わり方』を学ぶ機会があまりにも少ないことです。
現在の教育現場を変える
必要なのは授業力だけではありません。
変えるべきところはいくらでもありますが、4つピックアップしてみます。
①子どもへの関わり方を学ぶ機会を体系的につくっていく
→学校の研修等で体系的に学ぶ場を設定する。
→関わり方が上手い教師が、同僚に分かりやすく伝えていく。
→保護者にもその関わりを発信していく。
②心理学や脳科学といった、エビデンスに基づいた関わり方の導入
→未だにひたすら教え込む学習が蔓延している。
→経験だけに頼らない。
③一人一人の子どもの心に寄り添う
→大人が納得すればOKになっている。
→子どもが納得、満足できる関わりが大切。
→そのためには子どもの思いを知り、寄り添う必要がある。
④子どもに取り組みの意味・良さを伝える
→なぜ挨拶が必要なのか?今の学習は何のために行っているのか?
→子どもはやる意味を理解できていない分、前向きに取り組めません。
→単にその取り組みの良さを説明するだけでは伝わりません。
そのためには、今一度子どのもために、
・何が不要か?
・子どもはこの関わりをどう感じているか?
ということを問い続けていく必要があります。
そして、一人でも多くの人が、正しいと思う考えを発信していくことです。
子どもの意思決定は子ども自身が行う
当たり前ですが、意思決定をするのは子ども自身です。
・「もっとできるようになりたい」という前向きな気持ち
・大人の威圧的な態度や同調圧力により、子どもが「仕方ないからやろう」という後ろ向きな気持ち
どちらが子どもにとって、また、大人にとってプラスでしょうか?
結局は大人がいくらやらせようとしても、意思を決定するのは子ども自身です。
子どもが、
・「もう少し頑張ってみよう」
・「相手が傷つくことは言わないようにしよう」
といったプラスの言動も、
・「ムカつくから殴ってやる」
・「バレたくないから嘘をつこう」
といったマイナスの言動も、子ども自身が決めます。
もし子どもが行動できていたとしても、前向きに取り組もうとしない限り、効果的な積み上げはできません。
やらされている限り、「できた」「挑戦してよかった」というプラスの感情はなかなか得られません。
要は、自己肯定感が育まれないということです。
取り組んでいればOKではないはずです。
そして、そういったプラス・マイナスの言動になってしまうのには必ず理由があります。
理由がある限り、私たち大人は必ずサポートすることができます。
そのためには、正しい関わり方を学ぶ必要があります。
『オヤコでエガオ』が目指す子どもの姿
このサイトでお伝えすることは、『子どもが持っている力』以上のものを飛躍的にアップさせるような方法ではありません。
あなたは子どもに対して、
「いつもこれくらい頑張ってくれれば良いのに」
「この力を他にも注いでくれれば」
と感じることはありませんか?
どの子も、いつもずっと何もできないということは無いはずです。
生活している上で、ごく限られた場面であっても、その子が生き生きとする瞬間があるはずです。
そういった、『本来持っている力』をできるだけ安定して発揮できる方法をお届けします。
それだけで子どもは十分成長できます。
身につけてあげたいのは非認知能力
では、どういった力を子どもに育めばいいでしょうか?
ここでは、学力アップを例に考えたいと思います。
あなたは子どもの学力をアップさせたい時、どのような働きかけをしますか?
・予習をさせる
・塾に通わせる
など、様々な方法が考えられると思います。
ここで大切なことがあります。
それは、その取り組みに対してその子がどれだけ
・主体性
・やり抜く力
といった力を発揮して取り組んでいるかです。
こういった、『学習スキルを高めるために確実に必要な能力』を非認知能力と言います。
・どれだけ沢山の字を書いても
・良い塾に通っても
子どもにその力と前向きな気持ちがなければ、効果的な積み上げができません。
必要なのは、
②取り組みに対する前向きな気持ち
の2点です。
こういった力は、今の学習のためだけではありません。
この先の変化が激しい時代に対応するためにも必要です。
今後は、
・自分で考え
・仲間とともに問題に取り組み
・世の中に新しい価値を生み出していく
そういった人材が求められるでしょう。
現在の日本に、この力が備わっている子どもがどれだけいるでしょうか?
そして、あなたの周りの子どもにこういった力が付けばどれくらい成長するでしょうか?
『オヤコでエガオ』では、こういった流れを目指しています
②子どもの心が満たされる
・落ち着く
・本来の力が発揮される
③前向きになる
・「できた」
・「他のこともやってみるか」
それは、子どもが成長、幸せになるだけではありません。
同時に、子どもを相手にしている我々も心に余裕ができ、心が満たされ、結果、幸せになるのではないでしょうか?
関わり方が広まれば、良い循環ができていく
保護者や学校の関係者の方々に私の考えをお伝えすることで、実際にたくさんの子どもが、
・困り感が減り
・前向きになり
・結果、笑顔が増えました
そして同時に、その子の周りの大人も笑顔になりました。
「おかげで、子どもがとてもいい顔で過ごすようになりました」
と喜びの言葉をいただけるようになりました。
子どもとの関わり方に長けているベテランの教員から、私の考えをまとめた文章をご覧いただいたときは、
「そうそう、この考え方!感覚的にはわかっていたけど、こうやって言葉にしてくれるとすっごくわかりやすい」
他の教員からも、
「実践したら子どもが変わった」
「もっと沢山の人に広めて欲しい」
等とお褒めの言葉をいただいた時は、自分の大きな自信となりました。
このサイトで書かせていただいている情報は、どの子にも通用する本質的な関わり方です。
私が目標としていること
それは、一人でも多くの方に、『本質的な子どもの関わり方』をお届けすることです。
たくさんの方に知っていただき、結果、子どもが前向きに取り組む姿が増えることです。
そうすることで、子どもだけでなく、周りの大人の心も豊かになります。
それが、このサイトのタイトルでもある『オヤコでエガオ』の状態です。
日々子どもと向き合って様々な関わりから得た【有効な方法】を、ご家庭でも学校でも使える内容にしてまとめています。
・1記事ずつ気持ちを込めて書かせていただいております。
・1記事は5分もあれば読めます。
ぜひ1記事だけでも最後までご一読ください。
(オススメの記事はこのすぐ下に載せてあります)
関わり方が変われば、子どもは大きく変わります。
そして、あなたも必ず今まで以上に笑顔溢れる生活を送ることになるはずです。
必要なことは、
・子どもを信じて諦めずに続けること
です。
今後も具体的な考えをお届けします。
ぜひご覧ください。
また、同じような志の方と意見を交わし、お互いの力を高めたいとも考えています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
まず始めにオススメする記事
このサイトでは、家でも学校でもすぐに使える関わり方について発信しています。
まずは以下のような関わり方からご覧いただくことをオススメします。
ご自身のニーズに合ったものを一つ選んでみてください。